津野山畜産公社について

津野山畜産公社は、雲の上のまち・梼原町にある四国カルストの高原牧場で 土佐あかうしと土佐黒牛を育てています。

津野山畜産公社は、雲の上の町の愛称で知られるゆすはら町のてっぺんにあります。
四国カルストの自然に囲まれた環境のなかで、ストレスなくゆったり育てられた2種類のブランド和牛「土佐あかうし」と「土佐黒牛」を、子牛から育てています。
土佐あかうしと土佐黒牛の飼育頭数は、年間500頭。津野山畜産公社が高知県 No.1 を誇ります。

雲の上のまち・梼原町

津野山畜産公社の牧場がある梼原(ゆすはら)町は、標高1,455mにもなる雄大な四国カルストに抱かれた自然豊かな “雲の上の町” です。

四国カルストの高原牧場

夏になると観光客も多く訪れる四国カルストに、私たちの牧場はあります。心地よい高原の風が吹く環境で、母牛たちがのびのびと暮らしています。

土佐あかうし

高知県産の褐毛和種・和牛。
脂肪が少なく赤身にうまみがあるのが特徴。近年のヘルシー志向も後押しして、全国的な人気を得ている希少な和牛です。

土佐黒牛

高知県産の黒毛和牛。
津野山畜産公社が育てている「ゆすはら牛」は、オレイン酸を多く含んでおり、口溶けの良い脂分が特徴です。

和牛土佐あかうし

生産者からのメッセージ

私は2022年度まで高知県畜産試験場の研究員として、「土佐あかうし」の産肉能力にかかわる研究と育種改良に携わってきました。

「土佐あかうし」の特徴は赤身の旨味が強いことです。きめ細かな肉質と旨味を、是非楽しんでほしいです。
私のおすすめ料理は、ローストビーフ・すき焼きです。すき焼きは、シメにうどんを入れるとあかうしの旨味が染みて堪らなくうまいですよ!

秋澤 克哉

土佐あかうしの特徴

赤身の旨味が味わえる、
希少な土佐和牛

日本の和牛の90%を占める黒毛和種に対し、褐毛和種の「土佐あかうし」は0.2%にも満たない希少品種。
甘く、まろやかで旨味の多い赤身の評価が高く、アミノ酸含有量も多いとの分析結果もあります。

近年、その美味しさとヘルシーな牛肉に多くの料理人が注目し、赤身肉ブームの牽引役となっています。

赤みの旨さ ★★★★★
ヘルシーさ ★★★★★
希少性 ★★★★★

美味しい食べ方 / おすすめメニュー

  • ローストビーフ丼

    ローストビーフ丼

  • すき焼き

    すき焼き

  • ローストビーフ

    ローストビーフ

  • BBQ

    BBQ

和牛土佐あかうし

生産者からのメッセージ

地元である「梼原町」が大好きで、子供のころから夢だった「牛を飼いたい」という強い思いから東京農業大学で畜産を学び、地元梼原町の津野山畜産公社に就職しました。
現在は子牛の育成管理とSNS広報を担当しています。
是非「つのちく」のお肉を食べてみてください!一度食べたら絶対ハマります。
おすすめ料理は、牛肉そのものをダイレクトに味わえる焼肉です。

玉川 伊代菜

土佐黒牛の特徴

程よいサシで、
脂の旨さ際立つ黒毛和牛

四国カルストの麓で育てた、黒毛和種の和牛です。
清流四万十川源流域の清らかな水と厳選された飼料を使用して丹精込めて飼育しております。

あかうしと比較すると脂質が多くジューシーな味わいですが、脂質は不飽和脂肪酸「オレイン酸」含有量が多く、うまみ溢れる味わいです。

脂の旨さ ★★★★★
サシ ★★★★☆
ジューシー度 ★★★★★

美味しい食べ方 / おすすめメニュー

  • ビーフペッパーライス

    ビーフペッパーライス

  • 串焼き

    串焼き

  • ビビンバ

    ビビンバ

令和4年度 高知県枝肉共励会オレイン酸賞受賞

美味しくて安心・高品質な和牛を
ご提供するために

  • 厳選した飼料

    様々な飼料を研究・検討した上で、厳選された飼料を与えています。

  • 乳酸菌を使用

    餌に乳酸菌を添加することで、肉質向上&悪臭改善の効果が期待されます。

  • 四万十源流水を使用

    四国カルストに通ずる山からの四万十源流・天然水を与えて育てています。

  • 循環型農業への挑戦

    環境に配慮した管理により、匂わない牛舎や有機堆肥の農業還元を目指しています。

つのちくコラム

「和牛」ってどんな牛?
国産牛との違いは?

和牛

「和牛」は、日本の在来種を祖先とする黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種とそれらの交雑種のことを指します(農林水産省ウェブサイトより)。繁殖・肥育方法、トレーサビリティまでしっかりと管理された限られた品種だけが「和牛」を名乗ることができます。「和牛」の美味しさは、脂の質ときめ細やかな筋肉繊維。肉質は柔らかく、芳醇な香りを有する味わいで国内外で人気があります。

国産牛

和牛に対して「国産牛」と呼ばれるのは、「日本国内で生産された牛」のことです。国内で3ヶ月以上肥育されている牛や、日本国内の肥育期間が最も長い牛はすべて「国産牛」と表示されます。ホルスタインなどの乳牛も、肉用に使用されると、「国産牛」に分類されます。

私たちの牛は和牛です。

私たち津野山畜産公社(つのちく)で育てている「雲の上の土佐あかうし」「雲の上のゆすはら牛」は、どちらも”和牛”の品種です。あかうしは褐毛和種、黒牛は黒毛和牛と呼ばれる異なる品種ですが、肥育環境や餌の配合、体調管理などは共通で、どちらも「高品質で安心・安全」な和牛だと自信をもって言えます。ぜひ一度食べてみてください。

商品

商品ラインナップ

BBQ焼肉用カット

BBQ焼肉用カット

(200g)
あかうし
ゆすはら牛
  • 肩ロース
  • バラ肉
  • モモ肉
バーベキューや焼肉にちょうどいいサイズにカットした肩ロース、バラ肉、モモ肉です。
食べやすいサイズにあらかじめカットして真空パックで冷凍しているので、食べたいときに解凍して、網や鉄板で焼くだけ!
ぜひご家族やご友人とワイワイ楽しんでください。
牛肉ブロック

牛肉ブロック

(300g)
あかうし
ゆすはら牛
  • モモ肉
大きなモモの塊肉です。
豪快に鉄板などで焼いていただくものよし。
ゆすはら牛は、大きくカットしたりサイコロ状に切ってステーキに。土佐あかうしは、ローストビーフなどにするのもおすすめです。
お好みにカットして、カレーやシチューに使用したり、チンジャオロースなどの料理にも使っていただけます。
牛コマ切れ肉

牛コマ切れ肉

(300g)
ゆすはら牛
使い勝手の良いコマ切れ肉は、定番の肉じゃがなどの煮物料理や、炒めもの、カレーやスープなどにぴったりです。
雲の上のゆすはら牛は、一般的な黒毛和牛よりもすっきりした脂身が特徴ですので、使い勝手が良い商品になっています。

雲の上の土佐あかうし&
ゆすはら牛が食べられる場所

  • 鏡むらの店 万々店
    ゆすはら牛

    鏡むらの店 万々店

    「楽しい・なつかしい・気軽」をコンセプトにした農産品の産直市場「鏡むらの店 万々店」に、ゆすはら牛をレギュラー商品として置いていただいてます。
    ●〒780-0972 高知市中万々95番地16
  • 焼肉寛十郎
    ゆすはら牛

    焼肉寛十郎

    高知市神田の焼肉寛十郎さんは、精肉店と焼肉店を併設しているお店です。ゆすはら牛は、精肉店でお買い求めいただけます。
    ●〒780-8040 高知県高知市神田920−21
  • 株式会社三谷ミート
    あかうし

    株式会社三谷ミート

    香美市土佐山田町の精肉店三谷ミートさん。地元では手羽先の唐揚げで有名ですが、土佐あかうしも各種取り揃えています。
    ●〒782-0039 高知県香美市土佐山田町栄町11−3

津野山畜産公社のしごと

四国カルスト・雲の上の牧場で
大切に育てています。

①母牛

母牛

ストレスの少ない高原で、
のびのびと

和牛の母牛は、夏は四国カルストの広大な牧草地でのんびり自由に過ごします。広々とした牧場で適度な運動をすることで、健康な子牛を産み育てることができます。

②哺育期

哺育期

牛のあかちゃんは、まだまだ未熟です。暖かいミルクを1頭1頭手作業で与えています。その時に、元気かどうか、病気はないか毎日チェックしています。生き生きとした目、よく振るしっぽは元気な証拠!

③育成期

育成期

育成期では、将来大きな体になるよう、頑丈な骨格と胃袋を作ります。毎日牧草を中心とした新鮮な餌を与え、発育を観察します。同じ部屋の牛と仲良く餌を食べています。

④肥育期

肥育期

肥育期に入ると体重は700㎏以上になります。毎日多くの餌を食べて、のんびり過ごしますが、ここでも、消化の具合が悪くないか、発育は異状ないか毎日観察しています。 冬は牛同士くっついて暖をとります。団子のようにかたまってかわいいです。

飲食店のオーナー / 料理長の方へ

土佐あかうし・ゆすはら牛の
牛オーナーになりませんか。

牛のオーナー制度

牛のオーナー制度は、オーナーさんのご希望に合った餌や肥育環境で、牛を育てるサービスです。

例えば、グラスフェッドビーフ(牧草のみを与えて育てた牛)や、牧草と穀物の割合、放牧の有無などオーナーの要望に沿った飼育環境をご提供できます。
詳しくはお問い合わせください。

お申し込みから納品までの流れ
  1. 1. お問い合わせ
  2. 2. ご希望の条件のお伺いと調整
  3. 3. ご契約
  4. 4. 肥育とご報告
  5. 5. 納品

農業事業者さんへ

臭いが少ない牛ふん堆肥のご案内

繊維質が豊富に含まれる牛ふんにおが屑などの牛の敷料を、堆積発酵させた有機堆肥です。
一般的な牛糞堆肥は好気発酵を用いるため、発酵熱が高温(60~70度)になり、堆肥中の有機成分(乳酸菌・放線菌など)が死滅してしまいます。
そこで、発酵方法を見直し嫌気発酵を促すことで、発酵熱を抑え有機成分(微生物)の減少を防ぎ、40度ほどで時間をかけゆっくりと堆肥化しました。臭いが少なく、有機成分や栄養に富んだ堆肥です。

期待できる効能
  1. 土をやわらかくする
  2. 排水性や保肥力、保水性を高める
  3. ナスの半身萎ちょう病、トマトの萎ちょう病、ナス科、ウリ科、アブラナ科、ネギ類の立ち枯れ病などの病気対策
●販売店 JA津野山直販所(山の駅)
ハマート薊野店
ブリコ桟橋店

※2024年3月頃から商品パッケージを変更予定

肥料のチラシ

お問い合わせ

津野山畜産公社へのお問い合わせは、お電話またはメールよりお願いいたします。
原則、1週間以内に担当者より折り返しご連絡させていただきます。

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企業情報一般社団法人
津野山畜産公社

事業内容

昭和54年度に国営開発事業として四国カルストに開設したカルスト放牧場の経営管理を行う母体として津野山畜産公社は発足しました。

現在では、地域の肉用牛生産を支える放牧場として、土佐あかうしと土佐黒牛の総飼育頭数では高知県内最大規模を誇ります。

最近では牛肉や堆肥の販売などにも力を入れ、「雲の上の土佐あかうし」「雲の上のゆすはら牛」を広く知っていただける活動に取り組んでいます。

企業情報

法人名 一般社団法人 津野山畜産公社
創業 1983年4月
所在地 高知県高岡郡梼原町横貝593-1
電話番号 0889-68-0110
代表者 理事長 吉田尚人
牛舎面積 3,389m2(放牧場142ha)
年間飼育頭数 約500頭